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POSTED 2025/01/09 10:47 CATEGORY TRACKBACK URL
トゥジグート国定公園 Tuzigoot :セドナ周辺の遺跡
トゥジグート国定公園 Tuzigootは、肥沃なタヴァスキ湿地帯(Tavasci Marsh)に位置する12世紀に建てられたシナグア族の遺跡です。現在は遺跡と小さな博物館があります。トゥジグート国定公園のサイトはこちら。
セドナから直接行く場合は89Aを使いコットンウッド(Cottonwood)を抜けて行く事が出来ます。20マイルくらいなので、30分くらいで到着します。モンテズマ・キャッスルを訪れた後に行った私たちの場合は、I-17を南下し、260(Camp-Verde Bridgeport Hwy),そして89Aを使って行きました。
このコットンウッドの町なのですが、旧市街地を通り抜ける道はおすすめです。迷って間違って使ったのですが、とても短い通りに60年代のアメリカのようなガスステやお店が並んでいてタイムスリップしたような気分を味わえます。残念ながら急いでいたので写真は撮っていないので画像でお見せ出来ませんが。
トゥジグートの遺跡は、モンテズマ・キャッスルと違って小高い丘の上にあります。近くに川が流れ、帯緑のある肥沃な湿地はシナグア族にしてみれば砂漠のオアシスのような環境だったに違いありませんね。15世紀にシナグア族がこの地を去って行く前、最盛期には250人程の人々が暮らし、80室くらいの部屋があったと考えられているそうです。
ここら辺の土地では銅、アズライトなどの鉱物が豊富で、シナグア族はそれを他の部族達とトレードしたりしていたそうです。シナグア族が去った後、白人の移住者達が鉱山を開拓し、その鉱山労働者達が集まって出来たのがジェロームの町だそうです。
アリゾナで見つかったインディアンの土器の破片。
トゥジグート国定公園の感想;
小さな遺跡であまり観光客もいなくてひっそりしていたのですが、まるで宮崎アニメのような情景に心を奪われます。短時間で見て回れるとても小さな遺跡です。
POSTED 2011/01/19 08:37 CATEGORY セドナ周辺の遺跡 COMMENT 0 TRACKBACK URL
モンテズマ・キャッスル国定公園 Montezuma Castle : セドナ周辺の遺跡
モンテズマ・キャッスルは12世紀初期にアメリカン・インディアン(ネイティブ・アメリカン)のシナグア族が岩壁に建てた居住地です。高さは約30メートルあり、石灰岩で出来た絶壁に5階建ての構造を持っています。実は、2セットある遺跡なのですが、もう一つは火事によって消失してしまったようで、この画像の方の遺跡の様に奇麗に残されてはいません。
モンテズマ・キャッスルは1906年に最初に国定のモニュメントと指定された4つの遺跡の中の一つです。
詳しくはモンテズマ・キャッスル国立公園サービスのウェブサイトへ
乾燥したエリアにある遺跡も多いのですが、この遺跡はビーバー・クリークと呼ばれる小川がすぐ前に流れ、とても潤った所です。
シナグア族の人々は、このビーバー・クリークから水を引き入れて灌漑農業を行い、トウモロコシ、コットン、豆、スクワッシュなどを耕作していました。
500メートルに渡る小さなトレイルがあり散歩が出来るのですが、とてもいい気が流れているような、そんな静かで気持ちのいい場所です。また、色々な野鳥が訪れるようで、バードウゾッチング・ウォークも毎週日曜日の朝にモンテズマ・ウェル国定公園で行われているようです。私の行った時には、赤い鳥(バード・ウォッチング好きの係員さんに説明を受けたのですが、名前を失念しました)
ここから10マイル程の距離にモンテズマ・ウェル国定公園もあります。こちらは、ウェル(井戸)と呼ばれる通り、地下の水源からなる貯水池です。
モンテズマ・キャッスル国定公園の入場料は$5で一週間有効です。このレシートを提示すれば、近隣にあるツジグート遺跡の入場料が2ドル割引されます。
モンテズマ・キャッスル国定公園 感想:
小規模の博物館と、このモンテズマ・キャッスル遺跡のあるこじんまりとした国定公園ですが、日本とは全然違った環境に住んできた800年前のシナグア族の人々の暮らしに思いを馳せる事が出来る、とても気持ちのよい場所です。
I-17からドライブしてくる際、モンテズマ・キャッスル国定公園の標識が分かりにくく、ちょっと迷いました。見逃さない様にしましょう。
POSTED 2011/01/18 07:47 CATEGORY セドナ周辺の遺跡 COMMENT 0 TRACKBACK URL