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POSTED 2025/01/08 14:14 CATEGORY TRACKBACK URL
グランドキャニオン サウスリム その2 デザートビューとヤヴァパイポイント
グランドキャニオン サウスリム のデザートビュー・ポイントからの眺めです。これぞ、グランド!なキャニオンといった景色が見渡せます。セドナとはまた違った自然のパワーが感じられます。
夕暮れ時が近づいて来たのもあって、かなり風が出て来て冷え込んでいたので、持って来たゴーテックスのウェザージャケットを着込みました。5月なのに雪がちらほら残っているのが見えて、やはりここら辺はセドナから比べるとかなり気温が低いようです。
デザートビューには「ウォッチタワー」(Watchtower)という1932年に建てられた21mあまりの見晴らし台(塔)があるのですが、あいにく私たちが訪れた時は工事中で、1階のお土産屋さんにしか入る事は出来ませんでした。塔から見るグランドキャニオンの眺めは遮る物が周りに無くて絶景なのでしょうね。残念。
お土産屋さんはインディアンの小物やジュエリーなどが置いてあります。そしてこのお土産屋さんの窓からも、グランドキャニオンの絶景が見渡せます。
そろそろ日が暮れてしまう、ということで次の「ヤヴァパイ・ポイント」を目指します。
ヤヴァパイ・ポイントから見渡せる対岸の地形の説明
ここのポイントは夕暮れ時という事もあってかなりの人が集まって来ていました。やっぱり、皆グランドキャニオンに沈む夕日とグランドキャニオンの色の移り変わりを楽しみたいのですね。
日が沈む前のヤヴァパイ・ポイントからの眺めです。色々な国からの観光客が集まっているらしく、色々な言語が飛び交っています。もちろん、私たちだけでなく、日本からやって来た観光客にもちらほらと遭遇しました。
さて、メインイベントの始まりです。
日が完全に西側に沈んでしまったら、東側はこの通りどんどん赤みが増して行きます。
赤く染まるグランドキャニオンは息を飲む美しさです。どんどん暗くなっていく夕暮れ時にほんの一瞬に見せる色合いです。
グランドキャニオンを訪れるなら、是非この夕暮れを楽しんで下さい。
さて、辺りは完全に暗くなって来てしまったので帰途に付く訳ですが、ここで交通渋滞に遭遇してしまいます。道に慣れていない観光客が多く、林を抜ける暗い道のりなのでかなりの大渋滞が起きていました。後で気づいたのですが、ここもまた一人ののろのろ運転の男性のお陰で大渋滞になっていました。
私たちはフラッグ・スタッフに宿を取っていたため、ここから約2時間かけてホテルにたどり着く事になるのですが、アメリカの田舎の夜のフリーウェイは真っ暗で運転しにくいです。しかも、野生動物が飛び出して来ます。私たちは、うさぎと多分狼(コヨーテの可能性もありますが)にフリーウェイでいきなり飛び出され、間一髪で避けました。(もちろん車内は大パニック)夜中の慣れない道は、安全第一で運転しましょう。
グランドキャニオン・ビレッジに一晩宿を取るのも良いと思います。暗い中運転する必要も無いし、次の朝のグランドキャニオンが楽しめます。
POSTED 2011/02/15 09:50 CATEGORY グランドキャニオン COMMENT 0 TRACKBACK URL
グランドキャニオン サウスリム その1
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ウパキ国定公園からUS-89を更に北上し、AZ-64を西へと進むルートでグランドキャニオン サウスリムに突入しました。このルートは砂漠の何も無い中を壮快にドライブ出来るルートで、ウパキ国定公園からグランドキャニオンまでは約1時間くらいです。途中のビューポイントや、遺跡、博物館を見て回るか回らないかによって、所要時間は変わります。
暫く走って、「そろそろグランドキャニオンの始まりが見えてもいいハズだよね」と妹と話していたのすが、とっくにグランドキャニオンは始まっていたようで始まり付近(東の端)を見逃してしまいました。
裂け目の様に右手に見えていたのですね。まだここら辺は反対側との距離が狭くて、「グランド」な様相は見せていません。ここら辺はちょっとした岡が反対側に広がっているだけで見晴らしがよく、運転しやすいです。
このAZ-64は残念ながらワンレーンなので、目の前にトロい観光客がいると数台でも大渋滞してしまいます。私と、その前にいた車は一台のトロトロ運転にしびれを切らせて、対向車が来ていない時にブイーンと抜かし去ったのですが、その後調子に乗った私の前の車は飛ばしまくってチケットを切られていました。観光客が多いエリアなので、ポリスがよく巡回しているようなので注意。
デザイートビューに入る前にツサヤン・ミュージアム(Tusayan Ruin and Museum)があります。夕日を見るのに合わせてサウスリムへ突入した為5時を過ぎており、残念ながら閉館していたのですが、約800年前に実際にインディアンが住んでいた村の跡を利用して建てられたこの博物館内では当時の生活用品などが展示されています。
近隣に住んでいたヤヴァパイ族の遺跡も残されているのですが、午後に散々ウパキ国定公園内の遺跡を回ってしまっていたので、かなり寂しく感じられます。
さて、グランドキャニオン国立公園の入場料はなんと$20もします。(車一台あたり)それで一週間見て回れる事になっているのですが、「一日しかいないから一日入場券はないの?」と聞いたら、「ない」だそうです。さすが、アリゾナ一の見せ場だけあって、ちゃんと維持費を賄える様に国定公園よりも高め設定です。
デザートビューとヤヴァパイポイントに続きます
POSTED 2011/02/08 09:01 CATEGORY グランドキャニオン COMMENT 0 TRACKBACK URL